フッ素洗口について

現在TVやCM、歯科に関する情報でフッ素という言葉を耳にしたことがあるのではないかと思いますが今回はフッ素についてご説明させていただきます。

まず、フッ素とはミネラルの一種で自然界には、あらゆるところに存在するものです。

例えば海水中には約1.3ppm、海中に住む魚介類や海草には2~10ppmのフッ素が含まれており、また乾燥したお茶の葉もフッ素を含みます。そして海外では水道水にフッ素が含有されています。

ですから通常の使用では有害性はないと言われています。

フッ素の作用、効果として、歯のエナメル質の耐酸性を増強し、再石灰化を促進して歯質を強化します。さらに、歯垢細菌の代謝活性抑制作用があります。そのためフッ素はう蝕(虫歯)予防にとても効果があります。

当院では予防の一環として容易に行えるフッ素洗口をおすすめしています。

使用方法は毎日法、週2~3回法、週1回法があります。

毎日法

フッ素の顆粒1包と水道水300ⅿLを専用の容器で溶解し1日1回食後、または就寝前にうがいをします。

週2~3回法

フッ素の顆粒1包と水道水167ⅿLを専用の容器で溶解し2~3日に1回食後、または就寝前にうがいをします。

週1回法

フッ素の顆粒1包と水道水83ⅿLを専用の容器で溶解し週1回食後、または就寝前にうがいをします。

上記いずれも薬液を口に含み約30秒間薬液が歯面にゆきわたるように含みうがいをします。

一回に含む液量は、年齢等による口腔の大きさを考慮して定めていきますが、通常未就学児で5ⅿL、学童以上で7~10ⅿLが目安になります。

洗口時の注意

間違いなく洗口ができる方が対象になります。

使用前は歯を磨くか、水で口をゆすいでください。(汚れがない方がより効果が期待されます)

使用後は30分間うがい、飲食をとらないようにしてください。

使用中誤って洗口液を多量に飲み込んだり、袋に入った顆粒をそのまま飲み込んだりして嘔吐、腹痛、下痢などの症状を起こした場合は、牛乳、グルコン酸カルシウムなどのカルシウム剤を飲ませて医師の診断を受けてください。

カリエスリスクや生活習慣、年齢などによって使用方法も個々の患者様にあった方法をご説明いたしますのでぜひ当院にいらして予防歯科を始めましょう(*^^*)

                       歯科衛生士    伊達 沙和

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