『今日の一言♪』 6月1日(木)朝礼担当:歯科技工士(島田)

こんにちは。院内技工士の島田です。

今日は歯科技工士が抱えるジレンマについてお話したいと思います。

 

我々、技工士が補綴物(とくにオールセラミックスクラウン)を作製する場合、多くの情報が必要になります。例えば、歯台の色や材質、目標とする歯の色、患者様の顔貌、患者様の希望、参考用模型、口腔内写真などがあります。これらの情報がないと審美的なオールセラミックスクラウンは作製できません。

 

これらの情報がそろえば審美的なクラウンの作製は可能になります。しかし、情報がそろうことにより目標が明確になるため、症例の難易度は上がります。そこで技工士の腕の見せ所となるわけです。

 

しかしながら、これらの情報が必ずしも技工士に伝わるわけではありません。とくに外注の歯科技工所は歯科医院から情報をいただけなければ、他に情報を得る方法がなく、審美的なクラウンの作製ができないことがあります。こういった場合は、平均的な審美性のクラウンとなってしまいます。目標が明確にないので症例の難易度は下がります。上記とは反対に技工士の腕の差があまり影響しません。

 

ここでジレンマに陥ります。

「審美的なクラウンを作りたいけど、難しくなる」

「審美的ではないかもしれないけど、比較的簡単に作れる」

審美的なクラウンを作製するためには、自ら茨の道に進む覚悟が必要になります。

 

当院では歯科医師・歯科衛生士と協力し、上記の情報を集め、審美性の高いオールセラミックスクラウンの作製に努めています。

 

歯の色や、形態を決めるときなどにお会いした際には、気軽にお声をかけてください。

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