ACP(American College Of Prosthodontists)に参加して来ました。

11月1~4日にサンフランシスコで行われたACPのAnnual Sessionに参加して来ました。

ACPは、数あるアメリカ補綴学会の一つで、この学会が米国補綴専門医のボード認定を取り仕切っています。ペリオのAAP American Academy of Periodontologyはご存知だと思いますが、ACPはご存知ない方が多く、寂しい気がします。

今年は、「補綴専門医が行うインプラント埋入」「デジタル関連」「デジタルに関係するマテリアル関連」の講演が多くありました。自分が留学していた頃は、補綴専門医がインプラント埋入を行うことはほとんどありませんでしたが、最近では補綴専門医がインプラントを埋入することも増えて来ています。それに合わせて、ACPでもインプラント埋入に関する講演が見受けられます。

「デジタル」に関しては、「口腔内スキャナー」「オールセラミックス(ジルコニア・E-MAXなど)3Dプリンター」が取り上げられていました。ただ、デジタルの講演内容は、説得力にかけるものが多かったように思います。おそらく、「デジタル化」のスピードに科学的根拠が追いついていないからだと思います。もちろん『最新は最前ではない』ことは承知していますが、専門医の知識をフル活用して「物理・科学的」に考えて正しいだろうと思うことは、科学的根拠が乏しいとしても、ある程度臨床応用していかないとデジタルの進歩には追いつけないと改めて感じました。

この学会にはできるだけ毎年参加するようにしています。その理由としては、「知識のアップデート」はもちろんですが、「アメリカの友人に会う」ことも楽しみの一つです。今回も多くのインディアナ出身の補綴専門医と再会でき、時差ボケでしたが食事に行き、昔話に花を咲かせました。3泊5日の短い旅でしたが非常に有意義でした。

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